たぴおかのぶろぐ

NEWSファンによるブログです。超絶私的ですがあしからず。

尾崎豊さんのレリーフに行って思ったこと。

今日は渋谷に行ってきた。特に何をするあてもなかったんだけど、とりあえずご飯を食べた後、ふと思い立って、シゲがStrawberryの特典で行っていた尾崎豊さんのレリーフに向かった。

 

あの場所は渋谷のど真ん中ってわけではないけど、でもすごく中心に近いところに位置していた。さらに歩道橋の上っていう、高いとも低いともいえない感じの場所だから、あそこからみる景色はなんだか不思議だった。都会の中にポツンと一つ島が浮いていて、そこにひとり立っているようなイメージ。ちょっと孤独感をも感じられた。

 

シゲはよくあそこから渋谷の街を見渡していたって言ってたけど、まだ中学生だったり高校生の子があそこからみる景色はどんなだったんだろう。想像してみると、まだ多感な時期の子があそこから、あの景色を見渡すのはちょっぴり「酷」なような気がしてしまった。人もビルもたくさんあるあの街の景色は混沌とし過ぎていて、受け止めきれないんじゃないかと。

 

ここからは本当に私の勝手な想像だけど、シゲが「渋谷サーガ」を書いたのは、10代のころに受け止め切れなかったあの「渋谷」を、ちゃんと消化したかったっていう思いがあったからなんじゃないかな。Jr.の頃もお仕事が忙しかったり、高校生でNEWSとしてデビューしたりして、きっと私たちが想像できないぐらい目まぐるしい毎日を、あの多感な時期に、加藤さんは必死に生きていたんだと思う。10代ってアイデンティティが確立されていく時期でもあって、自分と向き合うことがすごく大切になってくると思うんだけど、たぶん加藤さんは毎日を過ごすのに必死でそれが満足にできなかったんじゃないかな。だから記憶の中にある10代の頃に見た「渋谷」に、大人になってからもう一度向き合うことで、本当の意味で10代の自分に蹴りをつけようとしたのかなと思った。

 

渋谷に行くと毎回何か考えさせられるから、やっぱり不思議な街。